断捨離とは。
月曜日にプライベートレッスンで来ているメンバー様とは
良く「断捨離」の話になります。
私にとっては永遠に語れるんじゃないかってくらいの
テーマでもあり趣味の一つなので
もうそれはそれは毎回お話していて楽しい時間の一つです。
今日はこの「断捨離」について語らせて頂きますね。
元々「断捨離」はヨガの行法が元になっております。
断捨離=不要な物を「断つ・捨てる」事で、物への執着から「離れる」。
断捨離という言葉が一時期ブームにもなったので
不用品の処分というイメージになっている方も多いかと思いますが
実はヨガの思想です。
この「断」「捨」「離」を繰り返す事で人や物への執着を手放す。
より生きやすい人生を歩む。
「空間のヨガ」とも言われています。
「いつか使うかもしれない」
「これは大切な思い出だから」
これが「執着」です。
「そんな事言っても今必要な物だし捨てられないよ・・・」
と思う気持ちも分かります(´・ω・`)
でも、何も全部が全部を捨てようなんて思わないで良いのです☆
本当に必要な物だけを残していけば本当に必要な物が分かってきます。
感覚も研ぎ澄まされてくるので、
自分に必要な情報も不思議と入ってきますよ♥
更には不要な物を処分する事で新しい空間が生まれます。
その新しい空間を作ってあげる事で見える事がたくさん出てきます。
この「見える事」と言うのが「気付き」に繋がるのです。
自分にとっての必要な事や物は何なのか。
それを見定める力を身に付ける為にも
「執着」を手放す事が大切なのです。
少し話が逸れるかもですが、
私が死ぬ時に棺桶に入れて欲しい物があります。
子供の「ヘソの緒」です。
棺に入れる事で、天国で迷わず会えると言われています。
私の母にそれを言ったら「一緒にあの世に行っちゃいそうで嫌だなぁ」
なんて言われました 笑
母のような考えの方もいるかもしれませんが、
「自分が死ぬ時に一緒に持っていきたい物があるか」
この質問を自分に問いかけた時にへその緒以外は何も無かったです 笑
もちろん大切な物は家にはたくさんあります。
でも死ぬとき棺に入れるまでの物なのか?と思うと答えはNOです。
必要なのか、不要なのか、そして今それは足りているのか・・。
断捨離を何度も繰り返した事で
私が増やしていきたい事は物では無くて「記憶」だなと気付きました。
心に残る記憶ですね。
人生の豊かさは何を所有しているかでは無くて、どんな記憶を持っているかだと思います。
楽しかった事も、大変だった事も、辛かった事も、嬉しかった事も
それを経験した事で今があるんですよね。
それは皆様もお気づきだとは思いますが、
私は思い出と言う記憶だけでなく、学びという記憶も増やしていきたいです。
学びから得た知識を増やしていけば、きっと自分が生まれてきた意味が
分かるような気がするんですよね 笑
このような思いに辿り着けたのもヨガをしていたからであり、
この気付きをキャッチできるように私はヨガをしているんだと思います。
身体を動かすヨガは「オン・ザ・マット」の世界です。
マットの上ではない日常生活の中でも
ヨガの考えを意識して生活をする事を
「オフ・ザ・マット」と言います。
難しく感じるかもしれませんが、意識をする事で
面白いくらいたくさんの気付きを得られます。
断捨離はとても「オフ・ザ・マット」の考えが
実践しやすいので是非行ってみて下さいヽ(´▽`)/♥
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